Web活用備忘録

WordPressとMovable Typeにおけるカスタムフィールドの違いと、その使いわけ

2009 年 5 月 13 日


アイタス制作木下

こんにちは。アイタス制作の木下です。


以前、WordPressのカスタムフィールドについて紹介しましたが、Movable Type有償版にもカスタムフィールドという機能が備わっています。

WordPressとMovable Typeでどう違うのか、見えにくい部分があるかと思いますので、それぞれのメリット・デメリットを比較して紹介します。


WordPressカスタムフィールドの場合

【メリット】

  • オープンソースのため、ライセンス費は発生しない(ライセンス費は無料)


【デメリット】

  • WordPressのカスタムフィールドは、都度項目名を選択する仕様のため、カスタムフィールドの数が多い場合、入力がやや煩雑になってしまう

※別途プラグインを導入することで、管理画面項目の編集は可能ですが、WordPress本体のアップデート時にプラグインもアップデートが必要になる場合があり、その際に何らかの不都合が生じる可能性があるため、基本的にプラグインの導入は推奨していません。



Movable Typeカスタムフィールドの場合

【メリット】

  • 管理画面内にてカスタムフィールド入力項目をあらかじめ表示した状態で維持できるため、直感的に操作しやすい
  • カスタムフィールドの入力項目に対して、入力例や補足説明を記載できるため、わかりやすく表示できる


【デメリット】

  • Movable Typeでカスタムフィールドを使用する場合には、有償版のライセンスを購入する必要がある(コスト面での問題)



結論としては、

  • 入力項目数が少ない(おおよそ3点以内)場合には、使い勝手の面でそれほど問題はないと想定されるため、ライセンス費用の発生しないWordPressのカスタムフィールドがコスト面で優れていると考えます
  • 入力項目数が多い場合には、管理画面において入力がおこないやすいMovable Typeカスタムフィールドが使い勝手において優れているといえます


CMS導入時のプラットフォームは、運用方法をふくめた複数条件を考慮したうえで最適なものを選択いたしますので、CMSやカスタムフィールド導入をお考えの場合は、ぜひともご相談ください。


<木下@アイタス

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