Web活用備忘録

「簡単に更新できる」だけではない、WordPressのカスタムフィールド活用で得られる「情報管理のしやすさ」(1/2)

2008 年 11 月 6 日

こんにちは。アイタス制作チームの木下です。

Webサイトの更新を簡単にする仕組みとして、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)が一般的になりつつありますが、実は更新を簡単にするほかにも、CMS導入には大きなメリットがあります。

それは「情報管理のしやすさ」です。

情報管理のしやすさをさらに高める方法として、弊社サイト構築にも用いているWordPressの「カスタムフィールド機能」について、実際に導入して気づいた点を紹介します。


カスタムフィールド機能の概要

「情報の入れもの(入力エリア)」を複数用意でき、各項目ごとに情報を入力できる機能です。

簡単に説明すると、

○まず「項目A」に対する「内容A」を入力します

○次に「項目B」に対する「内容B」を入力します

○さらに「項目C」に対する「内容C」を入力……

と、あらかじめ決められた項目に対して、内容を入れ込んでいくだけでページができるようになります。


下記に画像の例を用意しましたので、まずはこちらをご覧ください。

カスタムフィールドを用いた場合の運用イメージです。 場所・日時・内容・備考を表組みとして、それぞれの見出し対する内容が入力されています

▲カスタムフィールドを用いた場合の運用イメージです。 場所・日時・内容・備考を表組みとして、それぞれの見出し対する内容が入力されています


WordPressカスタムフィールドを用いた場合の記事編集例:「項目」に対する「値」として管理画面から入力した内容にて反映されます

▲WordPressカスタムフィールドを用いた場合の記事編集例:「項目」に対する「値」として管理画面から入力した内容にて反映されます


通常の記事投稿では、ひとつの入力エリアに記事の基本内容全てを入力するため、項目数が多い場合には手動でレイアウト整形をしなければならないのですが、カスタムフィールドを用いることで、その手間を省けます。

これは大きなメリットです。


主な導入メリット3点

○定型フォーマットの情報を簡単に公開できる

○項目名入力や体裁を手動で整える手間を省ける

○情報一つひとつが定型フォーマットになるので、情報管理がしやすく、統一感を保てる


この機能が特に有効なのは、表示させたい項目が複数あり、同じフォーマットでページをつくっていく場合です。

一度フォーマットを決めてしまえば、管理画面からは順番にしたがって情報を入力していくだけで、統一感あるページの量産が可能です。

ここが、WordPressを情報管理に活用するポイントのひとつです。


次回のエントリでは、アイタスサイトにて実際にカスタムフィールドを用いて構築した例をふまえ、効果と使いかたについて紹介したいと思います。


次回へ続きます。


<木下@アイタス

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