Web活用備忘録

作文能力に欠けている者を貴社サイトに近づけるな『だから御社のWebは二度と読む気がしない お得意様を獲得する驚異のWebライティングメソッド』

2008 年 9 月 8 日

デザインでごまかすな! 中身(=文章)を磨け!

だから御社のWebは二度と読む気がしない お得意様を獲得する驚異のWebライティングメソッド
戸田 覚
ソフトバンククリエイティブ
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本書の内容は文章作法として「あたりまえ」のもの。基礎。基本。しかし、作文修行の経験がない社会人のほとんどは、この「あたりまえ」を押さえた作文がまずできない。絶望的にできない。書けない先輩社員の仕事を見て育つので、新人も書けない。こうして、普通の企業には「ライティング」のできる人が皆無となる。

企業Webサイトを制作するとき、ページにおさめる文章は誰が書くのか? Webサイト制作会社が「書ける」と思ったら大まちがい。Webサイト制作会社はWebサイトをつくるのが専門であって、ライターではない。

当社は私が編集者あがりなので、社員に例外なく文章修行をさせる。アイタス勤務=文章修行。日常のメールからブログのエントリまで、都度、真っ赤に朱入れして書き直させる。入社当初は宇宙文章を書いていた者でも、3年も経てば立派な書き手に育っていく。だからといってコンテンツのライティングを任せられるかどうかは別問題。

通常、ホームページデザイン会社はサイトへ掲載する文章を依頼主に用意してもらうことになる。だからこそCMS(専門知識不要で簡単にホームページが更新できる仕組み)も有効なのである。CMS構築を得意としている当社も同様。

例外的に「文章も当社にてご用意いたします」と請けている案件は、私が書きたくなったからである。基本的に書きたくない(し書く時間ない)ので、ほとんどの案件では文章をクライアント側でご用意いただくようお願いしている。

利用者に何度も訪れてもらうためには文章がきちんとしていなければならない。どのような状態なら「きちんと」していると言えるのか。そこを本書で勉強した上で、社内でがんばってみるなり、社外(当社のように一定レベルのライティングが期待できる制作会社)へ発注するなりを考えよう。

<社内既読者コメント>

○「ホームページは文字情報」だということを忘れてはいけない。Flashその他はアクセントであって、主役は文章。良いサイト運用を指向するなら、文章力強化は必須事項。

<アイタス文庫担当@アイタス

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