2005年7月22日(金)

投資ですから

1カ月以上かかって、ようやく移転先の候補をひとつにしぼれました。長い戦いでした……。

事務所というのは仕事の質に大きく影響するので、「安いところを探す」のではなく、「条件を満たすところを探す」観点で臨みました。結果、「ここなら!」という物件とめぐり会え、大満足です。

早く引っ越しちゃって新オフィスでがんがん稼ぎたい〜。今からさまざまな構想が持ち上がっており、モチベーション上がりまくりです。こういうふうにお金は使いたいものです。


「安く買った」「値切った」というのは、満足のピークが「買ったとき」です。そういうのと会社を伸ばすための買い物とを同列に考えてしまってはダメなのよーん。


<石川@アイタス


企業ホームページ活性化のデファクトスタンダード『Movable Type』(MT)を用いたカスタマイズサービス

→サービス概要・料金体系
→MTカスタマイズQ&A
→デモサイトとその説明


関連記事中小企業がホームページに500万円使うなんてどうかしている

2005年7月17日(日)

エピソード3 テンプレート時代

<2003年3月〜>

■とにかくなんでもサイトに載せていこう。受注業務でのこだわりとは180度考えを変えて、写真に・文章内容に・デザインに「こだわらず」、とにかくどんどんページを増やしていくのだ。社内で目にした人・もの・ことを片っ端からすべてネタにせよ。講師・セミナーなどの資料も再利用。過去ネタも引っ張り出せ。ページレイアウトはテンプレート使用でページ追加の作業負荷を低減しよう。

→アイタス通信(テンプレ時代)


※とはいえ、特に力を入れていたのは『アイタスの取り組み』であり、これらをサイトで紹介することによって技術力や姿勢をアピールできたらと考えていました。


<石川@アイタス

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2005年7月17日(日)

エピソード2 自社製CMS時代

<2002年9月〜>

■とにかくなんでもサイトに載せていこう。そうそう、インターン生が来るよね。彼らに日記を書いてもらい、我々が見えなくなってしまっているアイタスのあれやこれやを彼らの新鮮視点で再発見し、それをサイトで見せていこう。さらに、インターン生日記はアイタス製CMSでやっていることをページで述べて、CMSへの問い合わせ・依頼につなげよう。

→インターン生の日記2002秋(まぁやってみよう時代)


※以降、毎年お招きするインターン生には日記を書いてもらうことに。2004年には各社それぞれの機能を見るために、ブログサービスを起用しました。


<石川@アイタス

関連記事エピソード3 テンプレート時代

関連記事エピソード1 まえがき

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2005年7月17日(日)

エピソード1 まえがき

【ご注意】おもしろいブログを書くと儲からない!

というわけで、当社アイタスにおける「ブログ的」な取り組みの変遷を追いつつ、現在、企業がブログを活用して「実利を出す」ポイントを述べたいと思います。

前フリが異様に長くなっておりますが、このように試行錯誤した結果、現在の「実利が出ているブログ活用」に至っていること、その上で述べるポイントにリアリティを感じていただくために敢えて時系列を追っています。


<石川@アイタス

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関連記事エピソード2 自社製CMS時代

関連記事エピソード6 貴社ブログを「儲かるブログ」にチューニングしよう!

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2005年7月17日(日)

エピソード6 貴社ブログを「儲かるブログ」にチューニングしよう!

<2005年6月〜>

■コツがつかめた! おもしろいブログにすると儲からない!!

→アイタス営業日報(現在起用中のココログ編)


現在、アイタスではサイトやこのブログをご覧になったかたから、ほぼ毎日問い合わせや依頼があります。問い合わせ対応に追われており、電話対応スタッフの雇用を真剣に考えているところです。

「ブログやって儲かるの?」と問われたら

「確実に!」とお答えします。

しかし、それにはコツがいります。

アイタスがこれまで数年間「ブログ的」な試みを実践してきたなかでも、儲けにつながらないやりかたをしてきた時期がありました。

それは、現在ブログをビジネスに活かそうとしている多くのブログ開設者が陥っている落とし穴と同様のものでした。


「実利を出す」ためには、どのようにすべきか。以下にポイントを書きます。

1.潜在客があなたから「なにが買える」かを明確にする

2.問い合わせや依頼を歓迎していることを明確にする

3.潜在客があなたから買うと「どのような良いことがあるのか」を明確にする

4.潜在客は「あなたです」と、アプローチしている対象を明確にする

5.潜在客が行動しやすいように導線を用意する(メール・フォーム・電話番号その他)

6.実名でやる

7.不特定多数の読み手を楽しませてはいけない

8.便利なブログ、役立つブログにしてはいけない

9.「とにかく書く」ではいけない。「買ってもらいたい人へ宛てて書く」

10.ブログを楽しみにしてはいけない。あなたの楽しみは売上増加である

11.「売る姿勢」を明確にする。ただし、前項1.〜10.を満たすこと。

サイトづくりと変わらないのですね。これがクリアになったので、ブログを活用して儲けたい企業へ、自信を持ってコンサルティングできるようになりました。


ポイント1.〜11.について、「え、そうかなぁ?」と疑問を感じるかたがいらっしゃるかと思います。「もっと詳しく話を聞きたい」というかたもいらっしゃるでしょう。

○ブログをやっているのだけど、期待していたような利益に結びつかないと悩んでいる中小企業経営者、もしくはその代行者

○これからブログを活用して「儲けたい」と考えている中小企業経営者、もしくはその代行者

このかたがた対象に、アイタスではブログのプロデュースを行います。代表の私、石川が直接対応し、どのような分野・業種でも必ず実利が出るようにして差し上げます。ただし、札幌圏限定です。


料金は3カ月のコンサルティングで

A. 毎月1回の訪問アドバイス(月額3万円 × 3カ月分 = 9万円)
B. 毎月2回の訪問アドバイス(月額5万円 × 3カ月分 = 15万円)
C. 毎週1度の訪問アドバイス(月額10万円 × 3カ月分 = 30万円)

の3コースからご予算とやる気でお選びいただけます。

重ねて書きますが札幌圏の経営者限定です。


コツを押さえてエントリを増やしていくと、3カ月後にはブログから素晴らしい効果が生まれてきます。その時、あなたは上記コンサルティングフィがいかにコストパフォーマンスの高い投資だったかを実感し、あなたの買い物が正しい選択だったことに、しみじみと深い満足感を得ることでしょう。

上記条件にあてはまり、「ブログで儲けたい!」とお考えの経営者は今すぐお申し込みください

※ご依頼フォームは汎用のものなので、[6.具体的なご依頼内容]の入力欄に「ブログコンサル申し込み。Aコース希望」とお書きください。


「ブログってすごい!」「アイタスってすごい!」。こう喜び合えることをお約束します。私も貴社のブログを儲かるブログにできるのが、とても楽しみです。


<石川@アイタス

関連記事エピソード3 テンプレート時代

関連記事エピソード2 自社製CMS時代

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関連記事エピソード5 はてな時代

関連記事エピソード4 日記CGI時代

2005年7月17日(日)

エピソード5 はてな時代

<2004年8月〜2005年5月>

■「日記」ではなく、ターゲット層が読みたくなるもの・ターゲット層にアピールしておきたいエントリを増やそう。

→HPデザインのアイタス営業日報/北海道札幌市を拠点とするWebサイト制作会社の日記ブログ・社長も書いてるよん(はてなダイアリー起用時代)


タイトル変遷をご覧いただくとわかりますが、CMSでの情報発信に以前より力が入り始めており、検索エンジンでの引っかかりなんかを気にしています(それまで、営業日報については結構「見られていても見られていなくても別にどうでもいい」感があったのです)。

「量は質を凌駕する」という観点で、基本姿勢はまだ「とにかく情報出していこうよ」だったものの、

○アイタスがやっている仕事を具体的にイメージしてもらえるような内容を増やす

○特定のターゲット層を意識してコンテンツ群を用意する(ex. [迷える不動産業者のための十ヶ条][北海道内中小企業経営者へ贈る儲かるWebサイト100のヒント入門編]

ことを考えました。テーマは「脱日記」です。

受注業務でゾンビ化していたこともあり、営業日報は数ヶ月更新無しの状態が続きました。

営業日報再開にあたり、「そうか。これ(はてなダイアリー)ってブログだったんだなー」と今さらながらにあらためて気がつき(はてなダイアリーは当初、いわゆるブログとは少しおもむきの異なる方向性があったように思いますし、この時期ゾンビ化していたアイタスはブログに関する状況認識がWeb制作業界の平均レベルで見ると数ヶ月単位で遅れていました)、急ぎ、ブログ関連の状況把握をし、戦線復帰しました。

同時に、ビジネス面でブログを活用している事例を探し、「具体的なメリット」(アイタスで言うと、問い合わせ・依頼増加、売上増加です)をブログで出すためにはどのようなエントリを増やすべきか整理しました。


ブログのビジネス活用で見られるパターンとして

○匿名 or 実名(ビジネスとしてのアプローチ可能なユニークなハンドル含む)で書いているブログ

○読み手にとっては便利だったり役にたったりする「有用」なエントリが多いものの、「この人に仕事を依頼したい」とは思わせてくれない、決め手に欠ける「行動を喚起しない」ブログ

○実用性には欠けていても「読むとおもしろい」「興味深い」エントリが続き、読み手を楽しませてくれる。人気もある模様。が、意外にも前項同様、ビジネスへはつながらないと想像できるブログ

○ビジネスについてのエントリが多いものの、門外漢には難しい内容であったり書きかたであったりして、読み手が「敷居が高い」と感じ、行動するための心理的障壁になっているブログ

○以前のアイタス営業日報同様、「とにかく書いてみる」ことにトライしている時期で、書き手の日常的な日記・雑記になっているブログ。


アイタスではブログに対する自社での熱心な取り組みが遅れていたのが逆に幸いし、ビジネスでブログを活用している先行事例の類型化が思ったより簡単に行えました。

これら分析をもとに、エントリの内容をチューニングし始めました。

このはてなダイアリ時代を経て、自社サイトや営業日報ブログをご覧になった企業からほぼ毎日問い合わせや依頼があり、売上に結びついている『儲かるブログ』状態のココログ時代へ進みます。


<石川@アイタス

関連記事エピソード3 テンプレート時代

関連記事エピソード2 自社製CMS時代

関連記事エピソード1 まえがき

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関連記事エピソード4 日記CGI時代

2005年7月17日(日)

エピソード4 日記CGI時代

<2003年11月〜2004年7月>

■『アイタス通信』で試みた「とにかくなんでも〜」をさらに効率よく実施するために日記CGIを起用。1カ月のテスト期間を経て一般公開へ。

→アイタス営業日報(牧歌的な旧き良き時代編)


※この時代の当社営業日報は、まさに「日記・雑記」的な内容がメインとなっています。激務の合間に日報を書く具体的なメリットを享受できないまま続けていたので、特に後半はともすれば更新が滞ってしまっていました。

アイタスのやっているサービスが伝わる内容にしなければと常に気になっていた時期です。次の『営業日報はてなダイアリー編』で書いていましたが、

「アイタスが日頃どんなことをしていて、どんなことが得意なのか、クライアントから見たら、どのようなことならアイタスに安心して依頼できるか。このへんをイメージしてもらえるようになるといいなというのが日報開始の動機だったわけだ」

アイタスの『営業日報』は、あくまでも仕事の一環。会社として具体的なメリットを見いだせなければ無意味です。個人がプライベートな楽しみとして日記を公開しているのとは目的が異なります。ネット上でブログサービスの盛り上がりが大きくなりつつあったこの時期、アイタスは企画意図への回帰、「CMSでカンタンにできる情報発信の内容」について、軌道修正を迫られていました。


<石川@アイタス

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