Web活用備忘録
7.物件情報にはタイムスタンプを。
2008 年 9 月 18 日
このエントリは旧アイタスサイトおよび旧ブログ記事の再掲となります。
情報誌で自分の条件を満たす物件を見つけ、問い合わせ先に電話を入れてみるとこういう返事が。「申し訳ございません。その物件はすでに(契約が)決まってしまいましたー」。誰もが一度は経験あるのではないだろうか?
印刷物の場合、原稿を出版社へ預けてから印刷~書店へ~お客が手に取るまでの物理的な時間経過が発生する。結果、入稿時には未成約だった物件が契約済みになってしまうことは少なくない。魅力的な物件であればなおさらだ。
ところが、同様の不快な経験をWebサイトでも味わう。会社側は忘れがちな点かもしれないが、「もう決まった」と言われるのはお客にとっては「不快」なのである。できる限りこのような状況が発生しない仕組みづくりを心がけるべきであり、「しょうがない」で看過し続けていてはいけない。
まず、成約となった物件情報は、一般閲覧者が閲覧可能なページからは即座に外す。これはぜひとも徹底したい。
次に、掲載中の各物件情報には「情報入力日時」「情報修正日時」「情報掲載日時」といった類のタイムスタンプを盛り込もう。これだけで、お客が受ける安心感はずいぶんとちがってくる。
「当社では契約済みの物件はすぐに削除するし、載せている情報はどれも新鮮。だからさらにタイムスタンプは必要ないかも?」。これはまちがい。
お客がどう感じるかが大切だ。見る側は探し当てた情報が新しいものなのか古いものなのか、タイムスタンプが無い限り、客観的に判断できない。
賃貸不動産サイト十カ条
- コンテンツ・メニューは必要最低限で
- 検索機能は必須。しかし、フツーの機能で必要十分
- 価格の明示
- 写真はできるだけたくさん、大きく
- 物件には的確なコメントを
- 「おすすめ物件」。おすすめと言いたいだけとちがうのかなぁ?
- 物件情報にはタイムスタンプを。
- リアル店舗・人物の存在感を
- 必要十分なデザインの品質を
- バックグラウンドで動かすデータベースには詳細な情報・細かな項目も
- 番外.CRMしないの?
<不動産サイト担当@アイタス>
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