Web活用備忘録

効果の出る学校サイトに育て上げるために「今から」始められる11の取り組み

2012 年 11 月 25 日

効果の出る学校サイトに育て上げるために「今から」始められる11の取り組み


アイタス石川 こんにちは。石川です。


数年ぶりでしょうか。アイタス主催でサイト制作事例の発表会を行います。題して『入学希望者を増やすために学校サイトでやるべき施策』。またもや無料です(もう有料にしようよ⋯⋯)。

アイタス一同、一所懸命取り組んでおります。ご参加いただく学校関係者のかたには必ず収穫のある内容だと自負しております。ぜひお申し込みを。


この発表会実施の準備を進めているなかで、学校サイトについてあらためて考えたことをtwitterに流していました。ちょっとまとめてみますね。


現サイトの効果測定を今すぐ始める

Webサイトに限らず、施策は「PDCA」「Plan → Do → See」といった循環をもって取り組み、仮説 → 実践 → 検証 → 改善していくことが肝要なのは今さら私が言うまでもありません。

でも、Webサイトってあまりそういうふうには作らないのですよね。新規サイトならまだしも既存サイトをリニューアルするのであれば、現行サイトのアクセス解析を行った上で、制作内容を考えていかないと、実質、思いつき・行き当たりばったりでしかありません。

効果の出るまともなサイトをつくろうとしたら、当然のことながらそれなりの予算が必要です。ムダなコストとしないためにも、現実を認識した上での裏付けのあるリニューアルとしたいものです。

そのためには、まず、現状把握です。

「わかってはいるのだけど時間がなくてなかなか⋯⋯」ということでしたら、アクセス解析作業自体をアイタスにお任せいただくことも可能です。


学校全体の動きの何を担うサイトなのかハッキリさせる

Webサイト単体で最終的な成果へ到達することはそうそうありません。明確な成果を出すためには、学校全体で「我が校は今後こうなっていく。こう進んでいく。この目標を達成する」といった指針を明確にし、そのミッションに寄与するWebサイトとしてプランする必要があります。

こう書くとあたりまえのようでいて、実際にこれができているところはそう多くはありません。本質的な意味では、Webサイトが事業全体の役割分担から隔離され、孤立している学校(に限らず、さまざまな事業体)がほとんどです。


業界内外の先行事例から学べる取り組みを洗い出す

Webサイトで必ず結果を出さなければならないシビアな業界のひとつにEC業界がありますね。モノが売れないECサイトは存続を許されません。ECサイトで行われていること、ページのつくり、これらはすべて意味があり、効果が出ているからこそ続けられています。

教育界・学校分野だけで考えるのではなく、熾烈な競争をし続けている業界の取り組みを調べてみると、学校サイトに応用できるアイディアがたくさん見つかるかもしれませんよ。

一方、学校サイトの範囲内で考えると、客観的な評価指標のひとつとして『全国大学サイト・ユーザビリティ調査』があります。「ユーザビリティ」とは使い勝手のことですね。サイト利用者がそのサイトで行いたいことをどれだけスムーズに行えるか。サイトの使いやすさについてさまざまなチェック項目を設定し、客観的評価で優劣を判定します。

自校サイトが調査対象になっているのであれば、何位なのか。なぜその順位なのか。順位アップのためにできることはなにか。これらを整理しておくと良いでしょう。

調査対象となっていない学校でも、公表されているユーザビリティチェックシートなどを用いて自校サイトがどの程度の利便性を備えているか客観的に診断しておくのは、リニューアル後に「デザインは変わったけど使いにくさは以前と同じ。むしろさらに使いにくくなった」といった低評価を被らないために有効な取り組みとなります。


Webに関するブレーンを確保する

こういった場面で頼っていただけるアイタスでありたいと思います。

サイトリニューアルへ実際に着手する前に現行サイトの要改善点ポイントを洗い出しておくことは、リニューアル内容の絞りこみ=予算の有効活用化に不可欠です。

忌憚のない意見を述べて頂く事で、HPに存在している課題を把握しやすくなりました

その点、上記の事例はとてもスムーズにサイトリニューアルが行えた好例と言えます。

人生に欠かせない友人として、医師と弁護士とともに「Webに強いアイタス」を加えて欲しいというのが私の願いです。


写真・映像素材を良い機材で撮っておく

現実として、写真・映像素材が皆無な学校が少なくありません。また、あったとしても

  • 版権が紙パンフを制作した印刷会社にある
  • 肖像権をクリアしていない
  • 品質がイマイチ。スナップレベル

といった課題があり、Webサイトに活かせない状態になっています。

また、モニタ自体のワイド化に伴い、Webサイトも横幅のあるワイドなデザインが主流となっています。昔の写真だとこのワイドなレイアウトに不足な場合があります。写真の横幅が足りないのですね。Webサイトで使うのが前提であれば、16:9の縦横比で撮影しておきたいところです。

訴求力=ビジュアルです。学校本来の魅力である「キャンパスの日頃のようす」含め、校外の者では撮影できないシーンがたくさんあります。日常的に写真・映像素材のストックを心がけ、フットワーク良く撮影していると、サイトのクオリティがグッと向上します。


「CMS」を知っておく。「予算感」を養っておく

成果の出る学校サイトとするためには、今日的なCMSをサイトに組み込むことが必須事項と言えます。すでにCMS化されている学校サイトの場合も、そのCMS仕様が今でも有効かどうか、評価する必要があります。

サイトをCMS化するということは、「ホームページをデザインする」というよりは「Webシステムを構築する」といった感じの案件になります。相応の予算が必要です。

システム開発・CMS構築に対する予算感を持っていないと、思うようなサイトの完成は見られず、成果へも到達できません。

同様に、サイトをコストと捉えている場合、システム化に対する予算確保のコンセンサスは得られにくいかもしれません。この点も従来の考えかたを踏襲するのではなく、学校全体の目標達成に不可欠なツールとしてWebサイトを捉え直し、「カネがかかる」のではなく「カネをかける」対象として認識できるよう意識を変えていく必要があります。

 

「学校サイトならアイタス」と記憶していただく

ご縁があり、アイタスではたくさんの大学サイト・学校サイトを制作しています。北海道で学校サイトをつくるならアイタス。そういった認識がさらに広まるよう、今回の発表会でアピールしたいと思います。

では、会場で!

【関連】
大学・専門学校のWeb戦略

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