Web活用備忘録

各依頼主Web担当者だけが知っている「管理画面にこだわるアイタス」でも、WordPressで企業サイト構築は可能か?

2008 年 2 月 16 日

アイタス石川
こんにちは。アイタスの石川です。

今ご覧になられている新アイタスサイトβの骨組みが落ち着いてきたので、業務の合間をぬってWordPress勉強会を行いました。

アイタスでは一般の閲覧者が利用する表側ページのユーザビリティに加え、依頼主が毎日使うCMS管理画面の使い勝手もあれこれと気にしています。

ずいぶん前のデザインとなってしまいますが、そのへんをご覧いただけるのがこちらのCMSデモサイトの管理画面

ID・パスワードを取得していただくと、管理画面をご覧いただけます。快適なホームページ管理ができるよう、あれこれ工夫を凝らしているのがおわかりいただけるかと。

こういう「目に見えないところ」がウチの仕事です。セールスポイント。トップページでFlashどーーんとかつピカーっでさらにウヒョーというより、こういう地味だけど毎日確実に使う人がいて、その人が苦痛を感じないようにできる限りのことをしておくというのがアイタスが大切にしていることです。

さて、上記のようなLAMPでのWebアプリ開発だと自分たちがベストだと考える管理画面を追究しやすいのですが、既製のツールをプラットフォームとする場合、この管理画面のつくりこみはかなり制約が生じます。

Movable Type・WordPressどちらもこの点では同様で、MTはバージョン3代から現行の4代にメジャーアップグレードされた時点でここのノウハウは一旦リセットされてしまったものの、まだわりと「勝手知ったる」面があります。

一方、WordPressについてはこのアイタスサイト自体が実質的には本格的なWP導入サイト第一号だったので、WP管理画面をどのようにブラッシュアップしていくのかは、ようやくその第一歩を踏み出したというのが実状です。

というわけでWordPress勉強会、かなり突っ込んだやりとりを行いました。

アイタスの面々は

○自由にやれるLAMP

○勝手知ったるMT

という前提があるだけに、また、同じブログツールということで、WordPressの管理画面をどうしてもMTと比較してしまいます。MTに馴染んでいるだけに、WPにとまどう面があるわけです。

「なるほど、MTとこうちがう」「ここは管理画面カスタマイズのポイントだね」「ここ注意しておかないと、使う人が混乱するぞ」「ここは別途マニュアル化が必要かも」などなど、活発にディスカッションし、実際の受注案件では依頼主が快適にWordPressベースのサイトを運用できるよう、管理画面カスタマイズのポイントをつかみました。

このアイタスサイトが証明しているように、WordPressで企業サイトのかなり複雑なCMS化は充分可能です。

また、懸念事項だった管理画面のユーザビリティも、今回の勉強会である程度は目処をつけられたかなと感じています。

○業務にベストフィットなサイトをつくりたい → LAMP

○日本国内での事例が多いMovable Typeでいきたい → MT

○機能を拡張するプラグインが豊富でカスタマイズ性に優れ「次はこういうことも実現しよう」とサイト運営が楽しくなる、世界標準WordPressでゴーゴー → WP

この三方向にアイタスでも対応できるかなと。

<石川@アイタス

このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

このエントリのキーワード:, , ,

カテゴリー別一覧

 

キーワード

CMS アイタスの取り組み アイタスってなんだす 動画 Web活用 採用 書籍 セミナー・勉強会 Web施策に力を入れたい 新人スタッフ WordPressで企業サイト構築 Webサイト制作会社 実店舗への集客につなげたい ブランディング確立 魅力や特徴をわかりやすく伝えたい 講座 社内勉強会 ビジネスブログ 事業に活かしたい 企画立案