よくあるご質問(旧)2001.9.1

Q 合資会社アイタスって、造り酒屋?
A 昔は造り酒屋など同族経営の法人に合名もしくは合資の会社が多かったようですね。

ここ数年、IT関連・ネット関連で合資会社が目立ってきたのは『こんな方法があったのか!

資本金1万円で会社をつくる法 ~総額7万円でできる合資会社設立完全マニュアル~』(’97年発行/オーエス出版/日向咲嗣・著 税理士井上栄次・監修)という一冊の書籍がパソコン通信のビジネス系フォーラムやインターネット上の掲示板で話題となってからです。

弊社アイタスは、もちろん造り酒屋ではありませんが、仕事に対する姿勢において通底するものがあるかもしれません。

杜氏・職人という人的経営資源がキーポイントとなる‘人的会社’であるところも共通しているでしょう。

また、同族経営規模の造り酒屋が大手酒類メーカーとは微妙に異なる市場で勝負し、いたずらに規模を拡大していかないのと同様、弊社も地に足のついた身の丈に合う事業活動を心がけたいと考えています。

Q んで、なにする会社?
A ネット関連の各種施策をプランニングするのが主たる業務です。

そのアウトプットとして現在主なメディアとなっているWebサイトおよびメールマガジンのシステム構築・コンテンツ制作までワンストップで実施いたします。

Q 有限や株式じゃないと、ちゃんとした会社ではないのでは?
A 合資・有限・株式の与信における差異は、合資会社という法人形態が世間一般には忘れられていた「古くて新しい」形態であること、有限300万円以上・株式1000万円以上の最低資本金に対して合資が「制限なし」となっていることあたりから生じる‘誤ったイメージ’でしかありません。

弊社アイタス規模のミニマムな事業所の場合、その形態が有限であろうが株式であろうが合資であろうが、ましてや個人事業主であろうが、その実質において変わりありません。

ちなみに弊社の出資金は定款に「壱千円」と記載されています。これは有限・株式の資本金に相当しますが、1000円の資本で会社を経営できないのは容易にご想像いただけるかと思います。

弊社の場合、設立当初の自己資金は300万円ほど、国民金融公庫からの融資が150万円、計450万円ほどの資金でスタートしております。小規模事業所における合資・有限および株式の根本的なちがいは、単なる設立手続きに集約されます。

通常、潤沢な開業資金を調達し得ない事業者(そして、起業する者のほとんどがそうなのですが)は、有限・株式設立に必要な‘出資金保管証明書’を手にしたらすぐ、その300万円なり1000万円なりの資本を設備投資や運転資金に充てなければなりません。

つまり、小規模な人的会社の場合、「有限・株式=銀行へ一時的にお金を預け、出資金保管証明書を書いてもらった」。「合資=その手続きを省いた」。このちがいでしかないのです。

Q 社名の「アイタス」って、どんな意味?
A 「ひと・もの・こと」に「i」を「足していこう」。この事業活動を集約させたものが社名の由来となっております。

「i」がなにを意味するのかは、皆様それぞれにイメージをふくらませていただけたらと考えております。

Q どんな環境で仕事してんの?
A 各種先進的なIT機器を積極的に導入したスモールオフィス・ホームオフィスが仕事場です。

中小規模の事業所にとってIT導入の目に見える典型的なサンプルとなっておりますので、興味をお持ちの経営者の方は、一度弊社アイタスへご来社ください。歓迎いたします。

Q 同業他社とくらべて、実力高いの? 低いの?
A 正直なところ、弊社アイタスから見ますと常に「上には上がいる」という状態です。

これは弊社がどれだけ高いレベルの力をつけても変わらず感じることだと思います。

アスリートが「より速くより遠く」と切磋琢磨するようなものです。

一方、下がどのようになっているかはあまり興味がないのでお答えしにくいところではありますが、「ウチに任せてもらえたらもっと良くできるのに」と感じる仕事は、まぁ、少なくありません。

世間には、弊社が貢献できる仕事がたくさんあると感じます。

弊社が誇れるものがあるとしましたら、それは‘吸収力’‘学習能力’に集約されます。

柔軟な発想のもと、クライアントのニーズとマッチするスキル・ノウハウ獲得を日々続けています。

新しいことを知り、学び、自分のものとし、それをクライアントのために役立たせる−−−そこに喜びを感じるのが弊社の「実力」です。

Q Webサイト作ってほしいんだけど、いくら?
A 弊社アイタスには各細目をまとめた料金メニューがございますので、それをもとに見積書をご用意することが可能です。

しかし、このようなかたちでの見積もりは、得てしてクライアント・弊社双方が満足できない消化不良の結果を招きがちです。

大切なクライアントへ最大の利益をもたらすためには、Webサイト開設・制作の「目的」を満たすことが絶対条件であると弊社は考えます。

例えばご予算が50万円。

「目的」を達成するために必要十分なコストが10万円と試算できる場合、弊社は「今回、そんなにお金をかける必要がないのでは」とお話しさせていただきます。

100万円必要な場合は「50万円では中途半端なものしか作れず、結局目的を達成できずに50万もの大金をドブに捨ててしまうようなものです。

なんとか100万の予算を確保できませんか」とご提案させていただきます。

Webサイトは、その規模・クオリティによっては1万円でも作れますし、逆に1000万円かけても足りない場合さえあり得ます。

「Webサイト、なんぼ?」の問いには、常に「目的」という「前提」が明確になっていることが肝要だと弊社は考えます。

Q 能書きたれても所詮は単なるWeb制作屋でしょ? つべこべ言わずに安く早くつくりゃあいいの!
A たとえば、枯れた技術と確立された表現手法で数をこなせる紙媒体の制作業務と異なり、ネット関連のメディアで今日的に最適なアウトプットを具現化するためには、不断の努力が必要となっています。

半年前に「正解」だった「表現」、正解を提示・提供できた「クリエーター」が、現時点でも「そう」なのかどうか、わからない世界がネットです。

ですから、ネットでの施策をまじめに考えるとき、どうしてもプランニング(能書きですか?)がついてまわります。

悲しき下請け体質的・イエスマン的にまとはずれな施策を進め、その結果、影でクライアントが笑われてしまうような事態を招くのは、弊社アイタスとしては最も回避したいことなのです。

とはいえ、弊社は実は「つべこべ言わずに安く早くつくる」のも得意です。単なる「制作マシンモード」に切り替えたときの弊社のスピードは、そこそこなものがあります。

でも、そういう仕事は弊社じゃなくても良いのではないでしょうか。

Q そういうこだわり体質って、営業的に大きなマイナスなのでは? 他人事ながら、会社として成立するのか疑問というか心配。
A この問いに対するお答えは、きわめて明快。かつシンプルになります。

弊社には‘こだわり’以外に売るものがないので、この唯一商品性があるものを大切にしているだけです。

以下、蛇足となりますがもう少し。弊社アイタスのような‘人的会社’は、そこに在籍する‘人’が経営資源のすべてといっても過言ではありません。

スタッフが高いレベルでモチベーションを維持してこそ、理解ある優良なクライアントへなにがしかを提供できるのです。

60億もいる人類の中で、弊社で仕事をしている者は、たったの数人です。

この数人の仕事に対する意欲をそぐような経営方針は、弊社自身にとって、また、弊社へ仕事を依頼していただくクライアントにとっても致命的だといえるでしょう。

人的会社において経営資源が枯渇してしまわないようにするためには、仕事に対してこだわりを持つことが、少なくとも求められると弊社は考えます。

「上を向いて歩こう」。そういうことです。汗かきべそかきアイタス。

Q なんか、素人がとんちんかんな依頼をしたら怒られちゃう?
A やだなぁ。そんなことあるわけないじゃありませんか。
Q 印刷物のデザインとかもできる?
A 弊社アイタスはあくまでもネット関連のプランニング会社なので、印刷物単体のご依頼であれば弊社がデザインする必然は低いと言えるでしょう。

ネット関連と印刷物を連動させる企画の場合は、弊社でトータルに制作することによりメディア間の整合性・連動性をより高められる可能性がありますので、ご検討いただく余地が生まれます。

Q 代表の石川は、まだライティングとかやるの?
A おつき合い&書きたいテーマであれば−−−程度にとどめております。

IT・SOHO・ネットまわりを舞台としたバカ話を書きたいのですが、どこかで書かせてくれませんかね。

Q 講演しに来い。
A チャレンジャーですね。謹んでお受けいたします。
Q プログラマが足りないのでアイタスのスタッフを出向させられない?
A お話をいただいた場合、まず、出向候補スタッフ本人が考えます。

「行ってみたい」となると、次に代表の石川を説得・納得させるプロセスを経て出向となります。

Q デザインやイラストって、小さい会社だとワンパターンにならない?
A あり得ます。デザインやイラストには‘勝ちパターン’‘得意技’が出がちです。

ただし「目的」を満たすのが必要条件ですから、へたに「いつもとちがうこと」をやるのはリスキーであるとも言えるでしょう。

‘勝ちパターン’は‘ワンパターン’であったとしても‘勝った’実績のあるパターンなのですから、まず検討するべきパターンだということを忘れてはいけないと弊社は考えます。

目先の新鮮味をねらって‘負け’ては意味がありません。

弊社は「プランニング」の会社なので、デザイン実務を社内スタッフが必ず担当するとは限りません。

総合的見知により社外パートナーを起用したほうが効果的と考えるケースでは、躊躇なくそうします。

その場合、弊社はディレクション機能・進行管理機能を担うわけです。

Q iモードなどの携帯端末向けの情報発信したいのだけど、できる?
A はい、問題ありません。お任せください。
Q 実は今どき恥ずかしい話なのだけど、パソコンの使い方がわからない。教えてくれる?
A IT戦略・ネット戦略の一環として、パソコン操作をお教えするシチュエーションはあるかと思いますが、これ単体で考えると一般のスクールのほうがリーズナブルだと思います。
Q Webサイトとかではなく、社内のIT化を推進したい。できる?
A 従業員数100名程度の事業所までであれば大丈夫でしょう。

20名程度までの小規模な事業所であれば大船に乗ったつもりでご依頼ください。

Q 俺は知っている! 石川はいい加減なヤツだ!!
A そうかもしれません。そこをしっかりしたスタッフがフォローするので、業務上は大過なく過ごしております。

最新の『よくあるご質問』ページへ戻る